先日、保護者仲間の方が我が家の反省会の話が参考になったと言ってくださったので(社交辞令だとは思いますが。。)、ちょっと調子に乗って我が家の反省会について紹介したいと思います。
もくじ
息子が出ている試合を撮影する
まず、質の高い反省会をするためには試合のビデオが必須です。なので息子が出場した試合は極力撮影するようにしています。
そして、試合を観戦しながら今日の反省会で伝えたいことを整理します。
スーパーじゃない僕の息子は試合を観戦しているとたくさん指摘したいポイントが出てきます。
それらが頭の中でランキング付けされていき、実際に息子に伝えるものは上位の3位くらいまでにして、そのほかのモノは今回はぐっと我慢します。
どうせ一気にたくさん伝えすぎても伝わらないので。笑
ビデオを見ながら反省会
大画面で見る
これは家に帰ってくる時間によって、内容が結構変わるのですが、なるべくその日のうちに1本分だけでも、ビデオを見ながら良かった点、改善点を振り返るようにしています。
ポイントは、なるべく大きな画面で操作性良く見ることです。
我が家の場合はSDカードをPCに挿して、24インチのディスプレイに映して一緒に見ています。
マウスや、トラックボールで見たいシーンのみ選んで、息子がボールにかかわっていないシーンはばんばんとばします。
以前はビデオカメラをダイレクトにテレビにつないだりもしていましたが、このあたりの操作性が悪く、気になるシーンを繰り返したり、不要なシーンを飛ばしたりするのがストレスフルだったので、反省会はPC+拡張ディスプレイで行うのが良いと思います。
最近は1万円そこそこで24インチのディスプレイもたくさん出ていますので。
我が家で使用しているディスプレイ。よほどこだわらなければ十分です。
このディスプレイで主にできないことは以下です。これらが気にならなければ問題ないと思います。
●入力のチャンネル切り替え ⇒ 複数のPCとつなぐときはHDMIの抜き差しが必要
●モニターアームへの取り付け(VESA規格非対応)
●首振り(左右上下)
褒める
もう一つのポイントは、良いところをたくさん褒めることです。
批判をしがちになってしまうと、子供が反省会を嫌いになってしまいます。
なるべく子供が反省会をすること自体積極的に取り組めるように、良くできたポイントを見つけてたくさん褒めるようにしています。
こちらが言いたいことを言って、昼間のフラストレーションを発散する場ではなく、子供が自分のプレーを振り返る習慣をつけることを最優先としています。
動画を編集する
また、反省会で確認した内容や時間がなくて確認しきれなかったところなど、動画を編集しておいて、子供が一人反省会をするように仕向けるのも効果的です。
我が家では、大きくて価格も安いAmazonのFireHD10に編集した動画をコピーして、いつでも確認できる環境を作っています。
動画を編集するメリットは、テロップや記号を使って視覚的に動き出しのポイントや、使うべきスペースなどをハイライトできることです。
また、同じシーンを繰り返したりスローにすることで、改善点が分かりやすく指摘できます。
直接指摘すると角が立つことも、動画を通して指摘することで素直に受け入れられることもあるかと思います。
指摘ばかりではなく、良いシーンもふんだんに入れてあげることで、本人が自発的に見たい動画になることもお忘れなく!
また、スーパーな子たちの良いプレーをスローで繰り返すシーンを入れてお手本にすることもよくやっていますが、これもかなりおススメです。
継続が何より大事
繰り返しになりますが、目的は子供を責めることではなく、自分のプレーを振り返る習慣をつけることです。
本人が楽しく続けられるような楽しい場にしてあげることが継続のカギになります!!
そして、何より反省会は継続が大切だと感じています。
2年間以上、このような反省会を続けてきて一番成果として感じているのは、息子がピッチの中でたくさん声を出せるようになったことです。
それも「今は2対1の形ができてたから早めにパスしてもう一回かかわった方がいいよ!」とか、「前で1対1になってるから、飛ばしていいよ!」とか、「バックステップで下がらないでクロスステップ使えー!」とか、結構具体的な指示やアドバイスをできるようになりました。
しかし、それらは急にできるようになったのではなく、反省会を1年くらい続けたころから徐々にそういった声掛けができるようになってきました。
ですので、しばらく成果が出なかったとしても、焦らず反省会を継続するような環境をご家庭で作ってあげてほしいなと思います。
最後は実際に身体を動かす
反省会で確認した改善点は、できるだけ自主練で修正するようにしています。
いきなりチームの練習や試合の中で修正しようとしても上手くいかないことが多いので、まずは改善すべきポイントを試合の中で思い出せるように、自主練の中で、できるようになりたい動きをカラーコーンなど使ってなるべく実戦に近い形で反復練習しておきます。
うちの息子の場合は、ここまでやって、ようやくチーム練習や練習試合の中で試せる形になるというものの少なくありません。
スーパーじゃない息子を持つと苦労も多いですが、その分上手くできたときの喜びも大きいので、それを糧に6年生までは、息子と一緒にサッカーを楽しみたいと思います。
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今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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参考:我が家の反省会スペースの組み合わせ