このところ、ツイッターや少年サッカーブログでコーチの暴言に対する意見を目にしました。
今回もあくまで僕の個人的意見です!
批判を恐れずに言うと、コーチが多少厳しい言い方をするのも、勝利にこだわって熱くなってしまうのも、あり派です。
ただし、子供本人がそのような環境を自ら求めている場合に限ります。
結局コーチとの信頼関係
僕が見ている範囲には、本気でサッカーがうまくなりたい!勝負にこだわりたい!と思ってサッカーに取り組んでいる子供たちがたくさんいます。
コーチも人生をかけて子供たちの育成に取り組んでいるような方々がたくさんいます。
そのようなコーチが多少熱くなって、周りから見ると暴言とも取られかねないような声を出している場合、確かに周囲の関係者の方から見ると不快に感じることもあるかもしれませんし、引いてしまうこともあるかもしれません。
そういう点には多少の配慮は必要だと思います。
ただし、暴言に聞こえるような声をかけられている子供たちとその保護者は思いのほか気にしていない場合が、実際にあります。
「感覚がマヒしてる」とか「大人の楽しみに子供が利用されている」という批判も確かに外からはあるようなのですが、実際に子供たちを見ていると、多少怒られたり怒鳴られたりしても、シュンとなってしまうタイプの子は、この手のチームにはあまりいない気がします。
たまに、めちゃくちゃ怒られるとさすがに凹むこともありますが、練習や試合に行きたくなくなるほどではないように思います。
息子のチームも、いわゆる厳しいチームです。
入会の際に、完全実力主義の厳しいチームだということはさんざん説明されてそれでも入りたい子(もしくは保護者)だけが入会してきます。
なので、ある程度の覚悟を持った子たちが集まってサッカーをしているので、厳しい中でもみんな一生懸命にそして楽しそうにサッカーをやっています。
また、スタッフも一生懸命に子供たちの心技体の成長をサポートしてくださっていることが伝わってきますので、保護者、選手の間の信頼関係もそれなりにできていると思います。
そういった関係が成り立っているうえであれば、コーチたちが厳しい口調で指示をしていても、心穏やかに「がんばれー」と見守れるのだと思います。
ブログやツイッターでよく見る、我が子第一のパパコーチはいませんので、そういったモヤモヤもありませんし。笑
理不尽な要求もゼロとは言いませんが、許容範囲内だと思っています。
時には厳しさについていけずに途中でチームを辞めていく子も出てきますが、そんな時には、普段誰よりも厳しい監督がしっかり次のチームを探すサポートまでします。
先日は、次のチームの見学にまで同行したという話を聞いてとても驚きました。
その子が最後にあいさつに来た時には、みんなで胴上げをして送り出したくらいです。
チームを辞めるようとすると、超冷遇されるみたいな話もよく聞きますが、そういったエゴがないところもチームスタッフの方たちを信頼できる理由です。
もちろん、すべての保護者が僕と同じ意見ではないと思いますし、高学年になってレギュラー争いが過熱してくると、また色んな観点での不満も出てくると思います。
ただ、それなりの強豪チーㇺを作り上げた監督が自ら、「うちでレギュラーを取れたかどうかなんて、どうでもいいことだよ。それよりも一人でも多く中学、高校で通用する選手に育てることが大事だから」と常々言っていて、そして本当に息子を筆頭にスーパーじゃない組にもたくさんの時間をかけて指導してくれるのを見て、良いチームに息子を預けることができたなと嬉しく思っています。
「スーパーな子はほっといてもうまくなるから、それよりスーパーじゃない子をスーパーに育てられるようになったら最強じゃん!」だそうです。
また、「厳しくする部分はチームがやってきますので、保護者の皆さんは一緒になって責めるのではなく、お子さんの味方でいてあげてください」なんてことも。いいこと言うなぁ。
決して、コーチやチームを盲目的に崇拝するわけではないですが、何より息子自身が厳しい環境の中でチームメイトとともに、とても楽しそうにサッカーをしているのを見て、息子にそのような時間を与えてくれているチームにただただ感謝しています。
息子が、楽しくて、自分の意志でやり続けているうちは、コーチの厳しさも自分たちで選んだこととして受け入れていきたいと思っています。
ネットで、やばいパパコーチや理不尽な昭和コーチの話を見るたびに、うちは恵まれているなぁといつも思っていますが、不満に思っていない人ってそんなに声を上げないので、実は世の中にはいいチームがたくさんあってやばいチームが少数派なんじゃないかなって思うところもあります。
多少送迎が遠くなったり保護者の負担が増えるかもしれませんが、ブログやツイッターに書く愚痴が止まらないほど、やばいチームにいるのであれば、思い切って早めにチームを変えてみるのもありなんじゃないかと思います。
世の中まだまだ捨てたものじゃないので、きっといいチームが見つかると思います!!
やばいチームから選手がどんどん流出して運営困難になるのであれば、結果的に良いチームだけが残りそうですしね!(楽観的過ぎるか。。)
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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