セレクション怖い

我が家のスーパーじゃない息子も6年生になり、ジュニアユースのセレクションを考える時期になりました。

そして、いざセレクションが始まると、これがなかなか恐ろしいものだという事もわかってきました。

 

僕が思う、セレクションの恐ろしさをまとめると主に3つあります。(保護者目線です)

① チームメイト達が先に強豪チームの内定を獲得していく取り残され感

② 不合格になることによる自信の喪失

③ 滑り止めを含む、チームとセレクション日程のリサーチとスケジューリングのストレス

今は我が家にとってこの3つの状況がコンプリートしつつあり、徐々にメンタルが削られていきます。 

  

そもそも、僕と妻は息子にJ下部に入ってほしいとか、高校サッカーの強豪校へ入りやすいチームへ行ってほしいといった願望が強い訳ではありません。

むしろ、家から近いところへ行って、勉強にも時間を割いてほしい。とか、息子が安定のレギュラーになれるチームに入ってほしい。といった希望の方が強いです。

 

それでも、息子のチームメイトが早々にスカウトで難関チームにどんどん内定していくのをすぐ横で見ていると、どうしても焦る気持ちが出てきます。

 

そして何より、息子自身ができる限り強いチームに入りたいという希望を持っているのです。

親としては、セレクション活動も息子の成功体験になって欲しい、行きたいチームから内定をもらえて喜ぶ姿が見たい、という気持ちがあります。

 

もちろん、チーム内外の友人知人から、「あのチームに入れたなんて凄い!」と思われたい承認欲求が少なからずあることは否定しません。

 

そうなるとやはり、まずは強くて人気のあるチームを目指すことになるのです。

 

そして、セレクション活動が進むにつれて、徐々に厳しい現実も見えてきます。

今までは、レギュラー組とサブ組という差はあれど、スーパーなチームメイト達と一緒に日々活動をしてきました。

出場時間に差はあれど、息子もこれまでチームの一員として同じ土俵の上でチームの戦績にいくらかは貢献できてはいたと思います。

 

しかし、そうやって何年も一緒に行動してきたチームメイト達との差が、進路という明確なランク付けによって可視化され、それが5年間にわたって今のチームで頑張ってきた息子の最終的成績になるかと思うと、わかっていたこととはいえ報われない気持ちになります。

 

先日は、息子が第一希望としていたセレクションに推薦をもらって参加させてもらいました。

気合十分だった事もあり、かなり良いパフォーマンスを発揮しました。

僕も息子も1次は突破できただろうと確信していましたが、結果は不合格。

  

実力を出し切れたので、悔いはありませんでしたが、一方で息子がどんなに良いパフォーマンスを持ってしても埋まることのないスーパーな選手との差があるのだと思い知らされたようで、

僕は「この先、希望するチームに受かる気がしない」という気持ちが払拭できない状態が続いています。

 

ジュニアユースのセレクションというものはよくできたもので、強くて人気のあるチームから順々に始まっていきます。

望みが薄いからと言って、それらのチームを受験せずに可能性を捨てるという選択は難しく、日程を調整して会場に出向き、ひとつずつどこかで引っかかるまで受験を続けることになるでしょう。

すでにスカウトや推薦で強豪人気チームの内定を獲得しているチームメイトと活動する一方で、セレクションや練習会でチーム活動を欠席したり早退したりする日々がもうすぐやってきます。

 

長引けば、それが11月頃まで続くのですです。

 

 

異常なのは、一般セレクションも始まっていないこの時期に内定獲得しているスーパーなチームメイト達の方だと思うのですが、そうは言えどもマイノリティは辛いものです。

 

当の息子は、不合格のことはすっかり切り替えて第2志望のセレクションに目を向けているようです。

 

息子には、僕とママの焦りや悲観が伝わる事なく、セレクションの中であってもサッカーを楽しむことを忘れずに気長に乗り切ってくれる事を願うばかりです。

 

結果として、強豪と呼ばれるようなチームに入ることができなくても、息子がサッカーを好きな気持ちが強ければどんな環境であれ、楽しい3年間を過ごせるはずです。

人生はサッカーだけではないということに気が付くきっかけになるのも良いかもしれません。

 

最終的には、息子の事を選んでくれるチームが息子にとって良いチームなはずです。

時間はかかるかもしれませんが、そんなチームに必ず出会えると信じて、僕も少しでもポジティブに応援していきたいと思います。

   

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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