チームでのパーフォーマンス、評価ともに思いっきり下げまくりの息子ですが、ついに「自信がない」と弱気な発言まで飛び出してしまいました。
それでも本人はまだ今のチームで頑張っていきたいという気持ちはあるようです。
こんな時に保護者ができることと言えば、このように追い込まれた状況だからこそできるようになった成果を見つけて、どんどん褒めてあげることくらいじゃないかなと思っています。
息子が自分から朝練に誘ってくるようになったのも成果の一つでしょう。
多少促してはいますが、毎日スライドボードで滑って体幹を鍛えてるようになったのも成果だと思います。
昨日はバランスボードの上でしゃがんだり、片足で立てるようになったと喜んでいました。
これまで避けがちだったボディコンタクトの練習も積極的に行うようになりました。
しかも僕を相手に。
練習としては少しやりにくそうですが、サッカーが身体をぶつけあうスポーツであり、高学年になった今、それを避けて通ろうとすると「逃げ腰」「闘わない」などの評価激下げ要因になることは間違いなしです。
もちろん、評価の為にボディコンタクトをするわけではありませんが、これまで「できればぶつからずに済ませたい」という甘い考えがプレーから透けて見えていた息子が、実際に評価が下がった今だからこそ必要性を感じて、自分の意志で挑戦できる良いタイミングだと思います。
センスがある子はどういう身体の使い方をすれば、ボールを取られないか。上手くボールを奪えるかを感覚的に理解し、恐怖心もなくさらりとできてしまうものだと思うのですが、そっち側の人ではない僕や息子は、ひとつひとうの動作を事前に練習して形になってようやく実戦で少しできてくるというプロセスを要します。
正しい動作や原理が分からないうちは、他人に対して勢いよくぶつかるという日常生活で起これば事故のような行為に対する恐怖心が強くなるというのは、こっち側の僕には理解できます。
だから実戦でも試せないし、なかなか上達もしない。
この負のスパイラルに陥っているのだと思います。
しかし、避けがちでも試合に出られているうちは、やらなくても何とかなると思ってしまう。
今はそういった恐怖心を克服するたには絶好のチャンスです。
実際に、息子も僕を相手に果敢に身体をぶつけてくるようになりました。
恐怖心を取り除くことはとても大変なことです。
それでもできないことをできるようにならないといけない環境に身を置いていることは成長の観点で考えるととても良いことだと思います。
僕自身、自分の意志だけでは頑張り切れない目標があるときには、あえて逆境を作って自分を追い込むことで乗り越えるということを意図的に行ってきました。
英語が思うように上達できなかったときは、外資系の会社に転職し英語を練習せざるを得ない環境に身を置くというチャレンジをしたこともあります。
30を過ぎてからのことです。
いつでも適度な逆境は人を大きく成長させてくれるということを僕も身をもって経験してきました。
息子が逆境に身を置いているという状況は保護者としては良い気がするものでは当然ありません。
しかし、このまま辛い損にならないためにも、この成長のチャンスを最大限に活かして、数年後に「あの時は大変だったけど、おかげでたくさん成長できた」と言えるように、何とか前向きな気持ちを維持していきたいと思います!
サッカーが嫌いになるほどの、過度な逆境にならないようにだけ注意しながら。。
これを機にせめてキックとボディコンタクトだけでもモノにしたいなぁ~。。。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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