サッカーのビデオ撮影:ネット越しでピンボケする時の対処方法

少年サッカーの試合に観戦に行くと、大体半分くらいの保護者はビデオで我が子の撮影をしているように感じます。

僕も熱心にビデオを撮影している保護者の一人です。
せっかく撮影するのであれば、できるだけ上手に、そしてきれいに撮りたいですよね。

そんな僕らの希望を打ち砕くのが、サッカー場やフットサル場に張り巡らされたネットです。

 

  

フットサルの試合はたいていネットの外からの撮影になりますし、昨今ではコロナウィルス対策により、サッカー場でもネットの外から撮影しないといけない場合があります。

そんなとき上の写真のように、ネットにばかりピントが合ってしまい、肝心の子供たちがピンボケしてしまうなんてことはないでしょうか??

今日は少年サッカーあるあるの一つでもある、ネットのせいでピンボケ問題の解消法を紹介したいと思います。

 

 

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もくじ

ネットにピントが合ってしまう原因

そもそもなぜネットにピントが合ってしまうのか。

それは今やどのビデオカメラもデフォルトで設定されているオートフォーカスという機能のせいです。

通常、あまり気にすることはないですが、僕らが被写体にズームしたり近づいたり遠ざかったりしたりしている裏では、このオートフォーカス機能がせっせと場面に応じた最適なピント(フォーカス)を設定してくれています。

しかし、残念なことに、この機能は一番手前にあるものにピントを合わせてしまう傾向があります。

そのため、試合中の子供たちではなく、手前のネットにばかりピントが合ってしまうのです。

 

 

フォーカスをマニュアルにする

 

 

ビデオカメラのメーカーによって多少の差はありますが、「メニュー」⇒「撮影設定」と進むことで、フォーカスの「オート」と「マニュアル」の切り替え場出来ます。

まずはこれを「マニュアル」に切り替えます。

次に、マニュアルで適切な被写体の距離(フォーカス)を設定します。

これで、設定したネットよりも遠くの距離にピントが合うため、目の前のネットは逆にピンボケしてあまり気にならなくなります。

さらに、ネットをよりピンボケさせるために、ネットから2,3メートル離れて撮影することをお勧めします。

フォーカスが遠くにあっていても、ネットがカメラの目の前にあってはピンボケはしても、やはり多少気になる程度には映り込みます。

そこで、ネットから少し距離を置いたうえでその分ズームを使用して補正することで、ネットはどんどん透明に近くなります

 

 

メーカーごとのクセ

このフォーカスの設定は、まず間違いなく購入時にはAUTOに設定されています。

ビデオカメラのメーカーによって多少の差はあると思いますが、おおよそ上記のやり方で、フォーカスの設定は可能です。

ここではいくつか、メーカーごとの設定方法の例を説明したいと思います。

 

JVC

JVCのビデオはやや癖がありました、フォーカスや明るさなどさまざまな設定を自動で行う[I.A.(インテリジェント オート)]という機能があるためです。

これをオフにしてからでないと、「撮影設定」で詳細設定ができないので、まずこれを切る必要があります。

インテリジェント・オートの切り方はこちらを参考にしてください。

これがマニュアルになっていれば、「撮影設定」のメニューの中に「明るさ」「フォーカス」など詳細設定が現れます。

もちろん初期状態ではフォーカスは「オート」になっていますので、これを「マニュアル」に変更して、被写体の距離に合わせたフォーカスを設定しましょう。

 

ソニー

今使っているソニーのハンディカムでは「メニュー」⇒「撮影設定」⇒ 「フォーカス」と進むと「オート」と「マニュアル」の設定が切り替えられます。

特にクセはないと思いますが、手元にあったので、動画で「オート」⇒「マニュアル」を切り替えてみました。

マニュアルにした後は左下の「近く」ボタンと右下の「遠く」ボタンで距離を設定しますが、これはい撮影シーンに応じて設定できる選択肢が変わってきます。

大体数十メーターに設定しますが、∞(無限)に設定してもネットのピンボケ解消が目的であれば、問題ないでしょう。

マニュアルフォーカスの設定方法を動画で解説

 

 

ちなみに余談ですが、少年サッカーの撮影において僕は下記の理由でこのビデオカメラ(FDR-AX45)をかなりおススメしています。

あまりに使用頻度が高いので、少し良いものをと思い切って買い換えましたが、本当にこれに買い替えて良かったと思います。

1.画質が非常にきれい

  以前使っていた3万円台のモノとの差が歴然・通常試合はHD画質で撮影しているが十分きれい。定期的に作っている名場面集の完成度も格段に上がりました!

2.手振れ補正がすごい!

  機械的に実現している部分も多く、業界内ではソニーが最高の性能とのこと(ソニーのライバル企業でビデオカメラの設計をしている友人談)

  カメラ部分がボディの中で浮いているような構造になっているため、外側がぶれてもカメラ部分はほぼ静止したままになります。

  感動的な手振れ補正です!!

安定の手振れ補正

  

3.Wi-Fi転送用にデータ量小さめのファイルが同時に生成される(本当に重宝している)

  きれいで大容量のファイルとは別に、スマホ転送用の画質は落ちるが容量が小さいMP4ファイル(15分撮って300MBくらい)が同時に作成され、そのままグーグルドライブにアップロードして共有したりタブレットに転送してするのに最適です。

我が家では試合の翌日までにはタブレット端末に試合のビデオをコピーして息子がいつでも自分の試合を振り返れるようにしています

試合の振り返りに関してはこちらの記事にまとめてあります

 

そのほかのメーカーのフォーカス設定方法

パナソニックのマニュアルフォーカス設定の例

キャノンのマニュアルフォーカス設定の例

 

まとめ

今回は、サッカーの試合を撮影する際に、ネットにピントが合ってしまう問題の解決方法を説明させていただきました。

ネットがない場合は、フォーカスはオートに設定しておいた方がきれいに取れますので、シーンに応じてうまく設定を切り替えながら、今しかない我が子の最高の瞬間を最高の画質で記録してあげてください!!

 

この記事が少しでもその助けになれば幸いです。

  

 

 

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今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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