Bチームの意味

合宿で一気に評価を下げ、レギュラー争いどころではなく完全に圏外になってしまった息子。

もともとレギュラー争いをしていた子たちは凄く上手で安定感のある子ばかりなので、レギュラー落ちは時間の問題だと覚悟はしていました。

しかし、息子もここ最近はかなり成長を見せてくれてぎりぎりスタメンを維持できていたので、「もしかしたらこの調子でスーパーにならないかな」なんて夢を見せてもらっていた時期もありました。

 

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大会で優勝して嬉しそうにしている息子を見ることは何より嬉しいことでしたし、試合に出してもらえずベンチで過ごす息子を見たり聞いたりすることは辛いことです。

もし、息子がベンチで十分楽しめているのであれば心配はないのですが、試合に出られず悲しい思いをしているのではと想像するだけで悲しい気分になってしまうのが親心というもの。

 

しかし、そのような過保護が常に息子にとってプラスになるとは限りません。

むしろ試合に出られない上に、やる気を感じないと妻に激怒+罵倒されまくった息子が朝6時から公園で自主練を始めたのを見て、僕と妻のどちらが正解なのかわからなくなってきたのも事実。

妻に罵倒され危機感をあおられ、僕が安全地帯の役割を果たす。このバランスが実は上手くいっているのかもしれません。

今日も息子は6時前に僕を起こしに来て、学校に行く前に小一時間一緒に朝練をしました。

僕がポジティブに励ますだけで息子がここまで頑張れたかは疑問です。

昨日のブログではこのような我が家の構図を北風と太陽と表現しましたが、むしろアメと鞭と言った方が的確なのかもしれません。

長いこと父親をやってきましたが、未だにわからないことだらけです。

 

最近はブログに評価を落とし続ける息子についての記事ばかり書いていたここともあり、励ましのコメントやメッセージをいくつかいただきました。

本当に励みになりましたし、救われた気持ちになりました。

コメント、メッセージを頂いた皆様本当にありがとうございました。 今は辛い時期ですが、引き続き息子のことを第一に考えて支えていきたいと思います。

メッセージを頂いた中に下記のような記事を紹介してくださった方がいました。 

https://ameblo.jp/abcd5963dcba/entry-12482018797.html

本当に良い内容が書かれていて、保護者の僕が色々と余計な心配をすることはないのかなと思いました。

もし、僕と同じような悩みをお持ちの方は、心が軽くなりますので是非ご一読いただければと思います。

 

Aチームのように厚遇してほしいというのは無理な願いですが、幸いBチームになっても試合はたくさん組んでくれる今のチーム。

子供にとっては試合があるだけで十分楽しいというのであれば、僕もそれを暖かく見守ろうと思います。

息子がどうしても公式戦に出たいとうのであれば、そういう機会がもらえそうなチームに入るためのサポートはしても良いかと思います。

 

保護者目線では、Bチームの扱いに対してチームに不満を持つこともあるでしょう。

でもそういうシビアな環境にいたおかげで、これまで大会で優勝したり、息子がMVPをもらったりとたくさん良い思いをさせてもらったのも事実。

Aチームにいていい思いをしていた時からBチームの扱いについて問題提起をしていたのであればまだしも、自分たちにとって都合が悪くなった瞬間にチームに不満を言い出すということは自分勝手に思えてしまいます。

なので今の扱いについては甘んじて受け入れようとも思います。

 

そもそも、クラブチームは一般にスクールと比べると活動時間に対する会費の単価が恐ろしく安いと思います。

なので、公式戦に出る機会が絶望的であったとしても、平日の練習に加えて週末の試合までコーディネイトしてくれる上に、週1のスクールと同程度の月謝であるクラブチームをコスパの良いスクールと考えればwin-winにも思えて不満もだいぶ和らぐのではないでしょうか。

 

このまま、Bチームとして定着するのであれば、そのように考えてポジティブに過ごしていきたいですし、ワンチャンしばらくしてAチームに戻れるのであれば、また嬉しい楽しい日々が戻ってくるのでそうなったらそれはとてもラッキーでハッピーなことだと思いっきり喜びたいと思います。

 

相対的に比較すると、Bチームは不幸に見えてしまうこともありますが、ここは絶対評価で良い面をしっかりと見ていきたいと思います。

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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“Bチームの意味” への2件の返信

  1. 先日コメントをした者です。
    ご返信もありがとうございました。
    今までの記事もそうですが、顔も知らないのに「同じように葛藤し、前向きに頑張っているお父さんがいるんだな!」と勝手に励まされています(笑)

    しかし、息子くんも凄いな~、と思います。
    自分の立ち位置を理解し、自分の目標を作り、そのためにはどうすればいいのか。
    苦しい状況になればなるほど、このための一歩を踏み出すのは難しいことだと思っています。
    言い訳を作るのも簡単だし、どうせ…とネガティブになって慰められるのを待つことも考えられる中、「上手くなるしかない!」と頑張る姿を想像すると、立派だなと思う反面、甘やかしてしまいたくなってしまいますね…(笑)
    サッカーが好き、上手くなると色々楽しい、という気持ちが根底にあるからだと思いますが、頑張る姿勢は応援したくなります。

    我が家の息子の学年は、ずっと人数が少なく、下の学年と一緒に活動しています。
    コーチは大らかで厳しさは全くない状況なので、伸び伸びと楽しそうではありますが、少年団の練習では基礎技術の向上はあまり期待できず、弱小であります(笑)
    息子の基礎技術については自主練習で何とかしていましたが、そんな状況のため、試合で負けることをよく他人や何かのせいに息子はしていました。
    「弱いやつが試合に来るせい」「上手くなろうとしないヤツは何考えてんだ」「上の学年との対戦だからだ」など、矢印が自分に向かず、外にばかり向けていました。
    そこについて、口酸っぱく(時には感情的に、暴言に近くなることもあって反省ですが…汗)矢印を自分に向ける様に伝え続け、6年生にしてようやくマシになってきたところです。
    チームは相変わらず技術差が激しく、色々ともどかしい部分がありますが、サッカーを好きで楽しんでくれているので「まあいっか…」と思うようにしています(笑)

    それでも、自分の立ち位置を見つめ、何が必要かを考え、それに向けて行動してみる。ということは中々自主的にはできません…。
    チームメイトやコーチに言葉で伝える。会話をする。
    息子にとっては「どうせ意味ないよ」と思ってしまう様ですが、チームで勝ちたいという気持ちは強いので、勝つためにどうしたらいいのか、仲間も巻き込めるように色々考えて、どんどん試していける様に促していきたいところです…。

    強豪チームで結果を残すために頑張る息子くんとは状況が全く違うので、何の話やら…ではありますが、やはり子供には逞しく育って欲しいですよね。
    しっかり注意してくれるお母さんもいますし、息子くんはかなり逞しくなっている気がします!
    長い話ですみません、家族の平和維持のため、晩酌しながら頑張りましょう!

    1. 6年少年団の父さん、

      またしてもコメントいただき本当にありがとうございました!!

      また、息子のことをだいぶポジティブに補正して評価していただきありがとうございます!!笑

      少年サッカーの悩みは十人十色ですよね。

      我が家からすると、そんなスーパーキッズがいて何が不満ですか?!と思うようなご家庭にも悩みはあるみたいですし、、

      結局自分の子供やその環境に対して望むものと現実とのギャップに悩むんだと思います。
      しかし実際大きなギャップがあったとしても一気に理想通りになることなんてほとんどなく、改善できても少しずつということがほどんです。
      僕も息子がチームに入った当初は周りの子たちとの差が大きすぎて絶望しましたが、今の息子よりも少しだけ上を目指してコツコツ一緒に練習してきました。

      我が子に対する期待、自分に対する期待、他人に対する期待。
      悩みの種類はいろいろで解決方法も難易度も様々です。

      他人を動かさなければいけない息子さんもとても大変でストレスの大きい状況に直面しているように思えますが、そういう経験は何か大きなことを成し遂げようとすると必ず付きまとうと思います。
      苦労も多いかと思いますが、そういった中から少しでも成功体験を得られることを草葉の陰から応援しております!!

      なんだか鰓そうに語りだしてすみません、、、
      熱いお言葉を頂いたことが嬉しくこちらも少し熱くなってしまったかもしれません。。

      では今晩も楽しく一杯やりましょう!カンパーイ!!

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