少年サッカー:我が子のパフォーマンスが低いのは誰のせい?

物事がうまくいかないとき、少年サッカーに限った話ではないと思いますが、良いことも悪いことも、何かしらの結果に対しては必ず原因があります。

あくまで僕の価値観で綴らせていただきました。

 

 

少年サッカーの保護者をやっていると、自分の子供のプレーがイマイチな日は特に、なんで上手くいかないか考えることが多くあります。

その時に、原因を外側に探しに行くか、内側に探しに行くか、ここに成長するかしないかの分岐点があると僕は考えています。

外側に探しに行くということは、つまり環境や他人のせいにするということです。

例えば、「今日のコーチは言い方が厳しいから子供が委縮してしまった」、「今日はサポートが速い子がいなくてパスの出しどころがなかった」、「相手が長いボールばかり入れてくるので、こっちもそれに合わせて蹴りあいになってしまった」などは、他人や環境の中に原因を見つけた結果かと思います。

もちろん、それらも事実ではあると思いますし、考慮はすべき項目だとは思います。

しかし、それを自分(と子供)がコントロールできるかどうかという観点で考えると、難しいのではないでしょうか。

つまり、自分の力で改善できない事の中に原因を探すだけではひとつも前進できないということです。

 

上手くいかなかったということは、そこに辛い思いや悔しい思いがあったはずです。

その経験から何も自分にとってプラスになるものを得られないのであれば、ただの辛い損ではないでしょうか。

なので、まず初めに、内側に原因を探しに行って、小さなことでも、何か一つでもその上手くいかなかった日の中から課題やテーマを見つけて、改善をするために自分で行動を起こしていければいいのではないかと思います。

完全に保護者目線で書いていますが、こういうポジティブな考え方を子供自身でできるようにするために、僕たち保護者が率先して「周りのせいにしない」姿勢を見せていくのがよいと思います。

 

 

逆に「今日は〇〇コーチだから、ダメだった」とか「今日は△△くんがいなかったから勝てなかった」とか、そういうことばかりを保護者が子供の前で言いすぎると、子供自身が、試合を始める前から「今日は〇〇だからだめだろうな」と決めつけて試合に臨むようになってしまうかもしれません。

周りや他人のせいにして、それを口に出す親の元で何年も育った子供と、まずは自分たちの中に改善できたことはないかと考える習慣を何年も繰り返してきた子ではどちらがより成長するか。どちらの子供と友達になりたいか。どちらの親と一緒に働きたいか。 

答えは明らかだと思います。

 

時には本当に環境が悪いこともあると思います。

自分に出来る事、改善した方がいいことを先に考えたうえで、それでも環境がよくないと思ったのであれば、「環境を変える」という自分の行動として、実行すればよいのだと思います。

  

そこにとどまって、自分の要望がかなわない、上手くいかない原因を周りのせいにして、それを口に出してストレスを解消することは簡単です。
しかし、他人や環境はそう簡単には変わってはくれません。

色々と妥協したうえで、自分でストレス解消のための愚痴と割り切って当たり障りのない場所で吐き出すくらいは人間だからいいと思います。

でも、本気で現状を変えたいと強く思うのであれば、そして上手くいかない原因を環境や他人のせいにしてしまうと自覚があるのであれば、少しだけ、視点を変えてみるのも良いかもしれません。

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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