プロになる選手

5年生になって、息子はスタメン落ちをしました。

4年生の終わり頃に他のチームからスーパーな子たちがたくさん移籍してきて、スタメンが半分くらい入れ替わった流れに乗った形です。

  

  

  

  

もともと息子はディフェンス全般や空間認知系の動作が苦手で、見ていて危なっかしいことこの上なしでしたので、今、息子がスタメン外れていることに対して異論はありません。

むしろ、あのレベルに達さないとスタメンは取れないという明確なラインが引かれたことは、息子にとっては良かったかもしれません。

ジュニア時代に、スーパーな子に囲まれてサッカーをしている中で受ける刺激は、この先息子が長くサッカーを続けていく中できっと財産になる事でしょう。

 

さて、スタメン落ちをした息子は順調に成長はしているものの、Aチーム帯同できるかどうかのぎりぎりのラインを彷徨っています。

本人が乗っている時はすこぶる良いプレーをして目立つこともある反面、相手が苦手なタイプ(強くて速くてデカい)になると、たちまちピッチの中で消えてしまうという決定的な弱点も。。

 

そんなある日、息子の低迷を気にかけてか、担当コーチが試合の帰り際、息子に声を掛けてくれました。

 

前置きが長くなりましたが、その話がとても為になったというのが今回のメイントピックです。

 

そのコーチは全国トップクラスの環境でサッカーを続けて大学までサッカーを続けたものの、最終的にはプロを目指すチームメイトとの意識の差があまりに大きいことを感じて、引退を決意し指導の道に入ったとのいう方です。

その過程で、元チームメイトたちがプロになって第一線で活躍していくのを見てきました。

プロになっていった選手たちは、高校時代から別次元だったという選手もいれば、全然試合に出れていなかった選手もいたそうです。

出場時間で比べれば、自分よりも遥かに短かった、それどころか殆ど出場できなかった選手がプロになっていく事もあったそうです。

そんなプロになった選手たちは共通して、みんな自分自身のプレーが大好きだったそうです。

 

どんなに試合に出られなくても、自分を信じて迷うことなく自信満々でいる。

そういう姿勢が自分には足りなかったと、そのたんとーコーチは振り返っていました。

コーチは続けます。
Bチームでは積極的なプレーをして周りを動かし、自然とゲームメイクをする息子がAチームで起用すると消極的になり、自信もなさそうだと。

「もっと、自分のプレーを好きになれよ!! サッカー選手なんてナルシストくらいがちょうどいいんだよ!

と。

有名選手の学生時代を例に挙げて、息子にもっと自信をもってプレーするようにと励ましてくれました。

また、中学生になって11人制サッカーになれば、全員がフィジカル勝負をしなくてよくなるためうちのチビ息子には有利になるとも。

 

様々な角度から息子を励ましてくれたコーチ。

気が付けば1時間ほど話していました。

本当にありがたい限りです。

 

息子もモチベーションが上がったようで、家に帰ってからコーチの話をノートに書いていました。

 

ナルシストって、、、。

自信満々に赤で囲ってるし、、、。

間違ったとしても自信満々。早速実戦している?ようです。笑

 

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