我が家では、息子の試合を毎回撮影しています。
目的は2つあって、1つ目はもちろん試合後によかった点、悪かった点を振り返るためです。
2つ目は定期的に、良かったプレーを集めた名場面集を作ってあげることです。
息子がお気に入りの曲:サザンオールスターズの東京ビクトリーをBGMにして、タブレット端末に入れておいてあげると、とても喜んで、何回も見ています。
モチベーションにもつながりますし、良いイメージが頭に残るので、なかなか上達効果もあるんじゃないかと思っています。
もくじ
初期のころ
息子が小学2年生の時サッカー初心者状態で強豪町クラブに入会し、しかも2年生の人数不足により3年生に1年間帯同していました。
その時の息子はポジションもオフザボールも何も知らない状態でしたので、上手な3年生たちの中でかなり浮いていました。
これはいかん!と思い徐々に僕も試合にビデオカメラを持っていき、息子のプレーや、お手本になる上手な子のプレーを撮影しては家に帰ってから反省会をするようになりました。
このころは、息子がいいプレーをすることなどほとんどなく、本当に反省会のみが目的だったので、カメラにもあまりこだわりはありませんでしたし、データもSDカードがいっぱいになるたびにアーカイブもせず消去していました。
たまには良いプレーが出るように
チームのご指導と反省会の甲斐もあり、数か月後には少しずつ良いプレーも出始めました。
月に1回くらい出るか出ないかの良いプレーが録画できたときは、データを消さずにとっておくようになりました。
そして、チームに所属して1年が過ぎたころ、10個くらいの好プレー素材がたまり(少なっ!!)、スローでのリプレイも挟めばそれなりの長さの名場面集ができるのではないかということろまできました。
初めての動画編集
そうと決まれば、動画編集のソフトを探し始めます。
あまりお金はかけたくなかったので、フリーソフトか体験版でちょうどよいのがないかと探していたところ、Filmoraというソフトを見つけました。フリーソフトではなかったのですが、動画編集ソフトには安定性を求めたかったので、有料ソフトの体験版にしてみたのです。
そして使い方を調べながら数時間かけてようやく編集が完了!
あとは動画として出力するのみです。
そして出力が終わると、体験版だったために、大きなロゴの”透かし”が入ってきました。
透かしが入ることは知っていたものの、どうにも大きくて気になります。
数時間かけて完成させただけに、どうにも悔しい!!
なので、ええぃ!!と有料版を契約してしまいました。9000円もしなかったので、まぁいいかと。
非常にうまい商売ですね。
もちろん息子は大喜び。
好プレーが少ない息子ですが、2年間でvol.3までは作れました。
息子は名場面集がとてもうれしかったらしく、定期的にそろそろ作れる?と聞いてきます。
もっとたくさん良いプレーが出ればねぇ。。
チームメイトのスーパーな子たちであれば、土日で一本作れるくらいたくさん好プレーをしてるんですけどねぇ。。
まぁ、レアだからこそ価値があるってもんです!!
これからも希少な名場面を収めるべく、しっかりと撮っていきたいと思います!
さて、動画編というスキルを手に入れたことにより、意外な使い道を思いつきました。
それは反省会動画を作ることです。
試合中に気になったところや、チームメイトのお手本になるプレーを集めて、5 ~ 10分程度の動画にまとめます。
ポイントは、良かったプレーもふんだんに入れてあげることです。
悪いところを指摘されるばかりでは、本人も見たくなくなってしまうので。
本人が自発的に見たくなる動画になるよう心掛けて作りました。
利点としては
・文字や図を使って悪いところを指摘するので、理解しやすい
・口頭で指摘をするよりも角がたたない(これ大事)
・タブレット端末に保存しておくと、平日のちょっとした空き時間に、一人で反省会ができる
作業としては、動画の切り出しとスローモーションのリプレイ追加、一時停止とコメント、図形の挿入程度なので、9000円ほどで購入できるFilmoraでも十分対応できました。
毎週末こんな作業をしているものだから、これまでに作った反省会動画の数はすでの60を超えています。
最初の方は上の写真のように丁寧に解説をすることが多かったのですが、徐々に自分で考えてほしいという思いも出てきたので、1試合をダイジェスト形式にするだけのパターンも作っています。
そのほかにも、非常に白熱した試合をスコアやゴールシーンのリプレイなどプロの試合さながらに編集してみたり、チームメイトのスーパーなプレーを切り出してプチ名場面集を作って誕生日に送りつけたり、完全におせっかいおじさんになっていますが、皆さんとても喜んでくれるのでなかなかやめられなくなっています。。
ビデオカメラを新調
こうなってくると、試合の動画もハードディスクにアーカイブするようになりました。
なので息子が3年生の時の1年分の週末の活動はしっかりフォルダ分けされて残っています。
そして、当初は2万円ほどで購入したエントリークラスのビデオカメラを使用していたのですが、こんなに毎週末使うならもっと高画質で記録したいという思いが強くなり、ついにビデオカメラを新調してしまいました。
色々と調べたうえで、画質と手振れ補正の性能からソニーのFDR-AX45というモデルにしました。
データの容量と編集のしやすさを考えて、4K画質で録画することはめったにないですが、HDでも画質が劇的に改善し、手振れ補正におりなめらかな映像が撮れるようになりました。
試合会場にはビデオカメラを持った保護者が非常に多いですが、この機種を持っている方はちらほら見かけます。
逆にこのクラス以上のカメラを使用している方はまだ見たことがありません。
僕自身も1年近く使用していますが、今のところ不満はありません。
特に、この機種は撮影した動画をスマートフォンに転送する機能が付いているのですが、HD画質の録画をしながらスマートフォンサイズの容量の小さいファイルも同時に生成してくれるので、試合にこれなかった保護者に動画をシェアしたり、帰りの車で息子に試合の動画を見せたりするのに重宝しています。
通常のHD画質で録画すると15分で2.5GBくらいの容量になるのですが、スマホ転送用のファイルは300MB程度で済むので、Google Driveなどにアップロードして共有するのに便利です。
前述のおせっかい動画も含め、動画をシェアする機会がとても多くなってきたので、最近ついにGoogle Driveの有料アップデートを申し込んでしまいました。
これまで15GBまでだった容量が100GBまで解放されたので、気兼ねなく動画を車できるようになりました。月額250円なので、まぁ許容範囲ではないかと思います。
最後に
このブログ記事を書いていて、だんだん僕自身が異常に少年サッカーに入れ込んでいて、且つかなりのおせっかい焼きなちょっとやばい保護者になっているような気がしてきました。。。
この熱量が圧となって、息子や周りの保護者の方々を圧迫しないように気を付けようと思った次第です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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