保護者のフラストレーションの矛先

少年サッカーを応援する保護者として、僕はここは混合しないようにしよう!と心掛けている事があります。

あくまで僕の息子に対するフラストレーションとの付き合い方です。

偉そうに語っているように聞こえる部分もあるかと思いますが、こういう考え方もあるのか、という程度に思って読んでいただけたら幸いです。

 

試合の疲労回復に大活躍

 

前提として

このブログを読んでくださっている方々はある程度少年サッカーに興味があり、お子さんのチーム内での立ち位置がスイミングスクールの昇級の進度よりも遥かに気になるタイプの親御さんだという前提で綴らせていただきたいと思います。

スイミングスクールの進度の方が気になるという方は、以下サッカーをスイミングに読み替えていただければと思います。

何なら野球でもいいんですが。笑

 

少年サッカーのもつ二面性

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少年サッカーは子供にとっての能動的に取り組む活動という側面があるのと同時に、サポートする保護者の受動的な活動という側面もあります。

プレーヤーとしてサッカーをしている子供にとって、サッカーの上達は、さらなる楽しみや周囲からの評価という形で自分に還元され、また逆も然りです。

自分がどのくらいの結果や評価がほしいか、そのためにはどれくらいの努力ををかけられるか、そのバランスは本人に委ねられます。

一方、保護者としては我が子が良い結果を出してくれた時の喜びや周りからの評価による優越感、お父さんが専属トレーナー化している場合は、その成果の確認など、熱狂する要素が盛りだくさんですが、自分の努力が直接的に結果に反映されることはなく、あくまでサポーターという結果には間接的にかかわる立ち位置になります。

そして、やはり自分の子供のこととなると、かなり熱心になったり、生き甲斐といえるレベルまで昇華していたりするのではないでしょうか。

僕もいつの間にか、とても熱心な保護者になっていました。

そうなってくると、少年サッカーの中に、純粋なサッカーの部分と、保護者の生き甲斐という二面性が生じます。

厄介なのは、これが同じ屋根の下に持ち込まれるため、入り組み、子供の活動のはずがいつしか保護者自身の活動のように感じてしまうようになってきます。

僕は、少しでも子供の活動と、自分の趣味(生き甲斐)を分けて考えるようにすることで、フラストレーションの矛先をなるべく息子に向けないように、自分の感情を制御するように心掛けています。

 

 

ついついイライラ

少年サッカーの応援が生き甲斐になってくると、我が子のパフォーマンスが周りに比べて劣っていたり、思うようなプレーをしてくれなかったりと期待に対するギャップにイライラしてしまうことが大いにあります。

僕の息子は最近でこそ多少改善されてきましたが、もともとがビビりな性格なので、相手がでかい、つよい、プレッシャーが速いなど圧倒されてしまうと、ビビってディフェンスが遅くなり、シュートブロックに行かない、ボールを受けようとしないなどとても見ていられない状態になることもしばしばありました。

そうなると、こちらもイライライライラ。

でもイライラしているだけなら良いですが、子供を批判したり、罵倒したり、することってなかなか理不尽な行為ではないかと思ってしまうのです。

そういう僕も、つい批判してしまって後から反省するタイプでした。

 

 

保護者もやりたくてやっている

TumisuによるPixabayからの画像

 

活動が活発なチームに所属していると、月謝だけでなく、試合会場までの送迎や交通費、朝もはよからお弁当を作ったり、お父さんが朝練に付き合ったり、スクールに入れたり、高い練習教材を買ってみたり、保護者の金銭的・時間的・労力的に大な負担がかかっていることでしょう。

この負担を投資と考える保護者も多いでしょう。

楽しくやってくれさえすればいいよ!と爽やかに見守れるのであればそれに越したことはありません。

しかし例え無意識だったとしても、「これだけお金や労力をかけているんだからもっと真面目にやりなさいよ!」という気持ちがあれば何かしらのリターンを期待しているのでありそれはやはり投資だと思います。僕にもそういう気持ちはいくらかあります。

期待するリターンにも各家庭によってさまざま。

冒頭書いた通り、この記事は少年サッカーをそれなりに熱心に応援する保護者に向けて書いていますので、大半の方が期待するリターンは「活躍する我が子を観戦することで得られる喜びや興奮、優越感」だと思います。

しかし投資である以上、期待ほどのリターンが得られないことも想定する必要があります。

でもそれは投資した側の自己責任なのです。

なので、投資がうまくいかなかったイライラの感情が芽生えることは人間として当たり前ですが、あくまでそれは自分の責任の範囲内で起こっていることだということを意識するだけで、怒りの矛先が我が子ではないと思うことができます。(理屈では)

子供から、「来年の今頃までに必ずレギュラーになって試合でたくさん点を取るから、サッカーを習わせてください!送迎をお願いします!」と頼み込まれていやいや付き合っているのであれば、文句の一つも言う大義はありますが、大体の保護者は やはり子供にサッカーが上手くなってほしくて進んで投資しているように見えます。

なので、「これだけお金も時間も労力もかけてやっていんだから、もっと頑張れ!」と、保護者が子供に見返りを求める気持ちは、感情として理解はできますが、実際にそれを子供に直接伝えるのは少し違和感を感じます。

だって、お金も時間も労力も、結局僕が好きで投資しているのですから。(僕の場合の話です)

コーチや第3者が子供に、「お父さんとお母さんがこんなに頑張って応援してくれてるんだから、お前もっと頑張れよ」と説いてくれる分にはまだ理にかなっているとは思うのですが、自分で言っちゃあね~と思うわけです。

 

 

専属トレーナー化している場合

7721622によるPixabayからの画像

 

前述の投資の話に近いですが、サッカー経験者のお父さんが、息子の専属トレーナー化して、熱心に鍛えることも多いと思います。この場合はただ応援しているよりも、さらに熱を帯びてくるでしょう。それに比例してフラストレーションも高まります。

僕も下手なりにもサッカー経験は多少あるので、試合の分析や苦手克服の練習考案など日夜頑張っています。

そうなってくると、教えたことを試合でやらない何回教えても伝わらないモチベーションが付いてこない、などトレーナーとしての期待に対するギャップから、さらなるフラストレーションが巻き起こることでしょう。

この種のフラストレーションを制御するためには、まずは自分がいつの間にかトレーナーになっているということを自覚することがスタート地点です。

そもそも、トレーナーは選手が自らうまくなりたいと思ったときに、自分の意志でつけるものであり、頼んでもいないのに、自分を勝手に鍛え始める専属トレーナーが出現するということは家庭内ならではの出来事なのです。

なので、頼まれてもいないのに勝手に専属トレーナーになって、トレーナー目線の苛立ちを感じているのであれば、そのフラストレーションの矛先は自分に向けるべきでしょう。

なぜならトレーナーのKPI(目標達成指標)は選手の上達度(改善度)で測るものだからです

もしも、自分が熱心に教えているにも関わらず、子供に期待通りの成長がみられない場合、それはトレーナーが自分の設定した目標を達成できなかったということになります。

子供が見ている景色を想像し、理解できるように言語化したり、練習方法を考えたりすることも、トレーナーの役割ですし、モチベーションの管理も成果を求めるうえでは重要なファクターになってきます。

トレーナーの言葉にしっかり耳を傾けるような信頼関係(親子関係)を築くことも必要です。

一度にたくさんの指摘をして子供が消化不良を起こしてしまったり、威圧的になって子供がピッチ上で委縮してしまったり、そういうたトレーナーの能力不足と言わざるをえない部分を棚に上げて、フラストレーションの矛先を子供に向けるのはやはり理不尽だよなと思ってしまうのです。

僕はこのように考え始めてから、息子にフラストレーションをぶつける前に、自分の中でシューーーっと揮発させることができるようになってきました。(もちろんダダモレになることも少なくないですがその時はあとから反省します)

 

わかりやすっ!オフザボールがきっと伝わる!! 

 

無理な目標を押し付けていないか

Free-PhotosによるPixabayからの画像

そして最後に確認しておきたいポイントは、子供のパフォーマンスと保護者の期待値のずれの原因が、高すぎる保護者の期待値ではないかということです。

街クラブのレギュラーからワールドカップ優勝まで、上を見れば目標なんてきりがない中で、今、目の前にいる子供に対して適切な目標を設定しているかということも時には俯瞰してみる必要があると思います。

ついつい自分の子供を、周りにいる子たちと比べてしまいがちですが、まずは今の我が子の能力を冷静に鑑みて、今の状態から1ステップ上達することを最優先に考えるようにする方が、お互い気が楽になると思います。

ここから壁までノーバウンドでキックが届くようにするとか、自分にパスが来そうになったらパスが出る前に走り始めるとか小さな目標を立てて、達成できたかどうかを都度確認する方が無理な目標を掲げられて、そこに至る道筋が見えない状況よりも、遠回りのように見えて、実は最速の上達方法なんじゃないかと思います。

まずは今、目の前にいる我が子が、自分と自分の選んだ配偶者の遺伝子から形成されており、自分と自分の選んだ配偶者によって教育された自己責任の塊だということを認識したうえで受け入れ、一歩前進するために必要なことを一緒に考えてみるのも良いんじゃないかなと思います。

 

僕も日々、スーパーじゃない息子とスーパーなチームメイトたちとの差に絶望しながら、そこに追いつかないと、いつかはAチームから離脱してしまうという焦りも感じています。
(徐々にほかのチームからの移籍により人数が増えていくので、本当に離脱します)

でも、よくよく考えると、運動神経とサッカーセンスが絶望的になかった僕の遺伝子を引き継ぎつつ、4年生の半ばまで何とかチームについていけている息子は凄いなと思う部分もあるのです。

なので最近は以前ほどは6年生までレギュラーでいることについてはあまりこだわりが無くなってきました。(いざレギュラー落ちした時にショックを受けないように心の準備をしている節もありますが)

それよりも、今の息子の能力を俯瞰し、それよりも少し高い期待値を設定してそれがクリアできたかどうかを重視しています。

息子が自発的にサッカーに取り組めるよう、日々楽しめているかもとても気に掛けています。

いまだに試合に行く前には必ず、今日は息子がビビらないで試合に臨めるだろうかと不安になりますが、僕自身が息子の不調に対するフラストレーションの扱い方がうまくなってきたので、以前ほどは無駄に息子をいじけさせることが無くなりました

これからも、心配や苦労は絶えないと思いますが、息子の調子が良くても悪くても、家庭の中ではポジティブに応援してあげたいと思います。

それが、きっと僕が少年サッカーを最大限に楽しむ最善の方法だと思いますので!

 

それでもイライラが止まらない方はこちら!!

 

今回は長文記事になってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

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