天皇誕生日のこの日はU10選抜チームでU11の大会に出場しました。
学年が一つ上がるだけでもフィジカル、キック力、スピードがぐんと上がり同学年のチームとは違った威圧感の中で苦戦を強いられました。
この日召集されたのはFP11人とGK1人の12人。
この11人のうち4人が不動のレギュラー。
残る7人が3つのレギュラー枠を奪い合う熾烈な展開です。
息子はというと、1試合目スタートで出場できました。
そして、素早いアプローチと身体を張ったディフェンスができていてなかなか貢献できていたと思います。
しかし、前半終了間際に1失点してしまい0-1で折り返しました。
20分間劣勢に耐えていた気持ちがここで切れてしまったのかもしれません。
後半は前半の覇気は消え失せてアプローチも遅れ始めました。
そして、途中で交代。
ここで交代した子が中々良い働きをしていました!
判断の部分で評価されている息子にたいして、彼は技術がピカイチです!
そのまま2試合目のスタメンは彼に。
息子も前半の動きはとても良かっただけにもったいないと思いましたが、気持ちが折れてしまったところも含めて今の息子の実力なので、すべて受け入れて次はもっと気持ちを強く保とうと、息子自身が気付くしかありません。
僕はこうやってみんなが切磋琢磨して急激に人数が増えた中でのガラガラポンを乗り越えていくのだなぁなんて思っていました。
浮かんだり沈んだりしながら、息子も自分の力では出せないような頑張りを引き出して、時には怒られながらもこの混沌を抜けた先にさらなるレベルアップがあることは間違いないでしょう。
レギュラーは奪われてしまっているかもしれませんし、また奪いかえしているかもしれません。
いずれにしても、僕は息子の頑張りを信じてできる限りのサポートをしつつ、どのような結果になっても「大丈夫!よくやっている!よくここまで上手くなった!」と認めてあげたいと思っています。
一方妻はというと、2試合目で息子がスタメン落ちした時点でテンションがた落ち。失望が全身からダダモレでした。
帰りの車の中でも試合に臨む姿勢など文句を言い出す始末。
僕が今はガラガラポンの最中だしそんなたった1日の結果にこだわることはない、と言ってもモヤモヤした気持ちが晴れない様子。
それで息子に当たり散らすようであれば当分試合は見に行かない方がよいと話し、妻もしぶしぶ了承という感じでした。
気持ちはよくわかります。
そういう人達の気が楽になるように、子供を責めない方が結果は良くなると伝えるために、このブログで僕の考えや経験をシェアしているのに、身近な人に考えが伝えきれていないなと複雑な気持ちになったのでした。
妻は人の話を真に受けるタイプでもないので、ぷんすかしながら翌朝も息子にねちねち当たっていました。
子供がこういった家庭内の批判や過度な期待、プレッシャーから解放されて、純粋にサッカーを楽しみ始めたときが一番成長するし、モチベーションも高くなることは僕が息子とこの半年間で実証してきました。
息子を一人のサッカー選手として、ハードワークを苦にせず楽しんでサッカーをしていること、その結果3年前に比べて驚くほど上手くなったことに対して、素直にリスペクトをしてそれを伝えていくことで本人が自信とやる気がみなぎります。
ここから先は、本人がどこまで上手くなりたいと思うか。
レギュラーを奪い返したいか。
そのためにどれくらい努力ができるか。夢中で取り組めるか。
すべては本人次第です。僕はあくまでそのサポート役です。
ジュニア時代も残り2年。
ここからは、保護者の満足の為にレギュラーを奪還するよりも、いかに自律したサッカー選手になるかを重視して息子に接していきたいと思っています。
息子がどこまでサッカーを続けるのかはわかりませんが、このままいけば生涯を通しての趣味以上にはなるでしょう。
社会に出るときに、彼がサッカーを通してどんな能力や人間性を身に付けているか。
それを第一に考えてあげられる保護者になりたいと思います。
でも本音はしっかりレギュラーに落ち着いて、残りの2年も僕のことを楽しませてほしいと思っています。
そっちの気持ちが前のめりにならないよう、気を付けて息子と接していきたいと思います!!
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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