合宿前に怪我をした話

春休みの活動中、久しぶりに息子が捻挫をしました。

練習試合の中で、ファールを受けた際に捻ったようです。

そのファールで獲得したPKを蹴ろうとするも、足を引きずる息子を見かねた監督がストップをかけ、そのまま負傷交代。

その日は片道2時間半かけていった先で10分しか試合に出られずに見学をするという残念な結果になりました。。

   

   

   

    

怪我をしてしまったことは仕方がないのですが、問題はその日から四日後に出発を控えていた合宿でした。

捻挫の程度は軽そうでしたが、楽観的に見積もっても復帰には1週間はかかるでしょう。

正直言うと、捻挫したと聞いた瞬間、頭に「合宿費が浮く!?」とよぎりました。笑

  

熱心なチームに参加していると、遠くの強豪チームとの練習試合や頻繁に開催される合宿など、家計へのダメージは計り知れません。

しかも、レギュラーでない子を送り出す親としては、合宿中にどのくらい試合に出してもらえるのか? といった余計な心労も付きまといます。

   

今回は、合宿を辞退して安静にゆっくり怪我を治そう!という方向で息子と話をすると、息子はどうも煮え切らない態度。

 

コーチとも電話で話し、今回は出られないのに参加するには費用が高いし、無理せず治療に専念してもいいんじゃないか。と助言を受けるも、徐々に涙目に。。

  

息子はどうしても合宿に行きたかったようです。

試合だけではなく、チームメイトとの共同生活は息子にとってたまらなく楽しいものなのでした。

春休みの一大イベントに参加できないということが、徐々に現実味を帯びてきて、ついにしくしくと泣き出しました。

  

なんだか可哀そうに思えてきたので、

・チームメイトのプレーをよく観察し、次のプレーを予測しながら試合を見る事 (アオアシ27巻に影響されました 笑)
・チームのサポートをしっかりすること
・無理して試合に出ない事
・下級生の面倒をよく見る事

を条件に、参加を許可しました。

  

   

そうしたらたちまちウキウキの息子。

捻挫も順調に回復し、合宿の後半はテーピングを巻いて試合にも復帰できたとのこと。

今回の合宿もとても楽しかったらしく、大満足で帰ってきました。

  

毎回、家計は苦しくなる合宿ですが、息子にとってキツイ、辛いものではなくこの上なく楽しいものであるなら、まだ救いです。

  

ちなみに、少しでも出場出来たらラッキーという気持ちで送り出したので、いつものように「何分出場できるだろうか、、トレーニングマッチは組んでもらえるだろうか、、」というそわそわした気持ちにはならず、非常に気楽にサッカーのない生活を満喫できました。

 

息子が中学生になってジュニアユースの活動に自分で行くようになれば、毎週こんなフリーダムなのかと思うとわくわくします。

残り1年間、大変なことの方が多いですが、そんなフリーダムを夢見て頑張りたいと思います!!

   

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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